高山・市民の森の水芭蕉とショウジョウバカマ(静岡市)
ミズバショウ(水芭蕉) 例年:3月中旬~4月中旬
ショウジョウバカマ(猩々袴)例年:3月中旬~4月上旬
高山・市民の森(たかやましみんのもり)
住所 〒421-1313 静岡市葵区水見色
電話番号 054-294-8807(市中山間地振興課)
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2022年4月9日
牛ヶ峰(高山)は静岡市中心部から車で近く「高山・市民の森」として、親しまれています。時間や体力にあわせハイキングコースが選べ、山桜の美しいこの時期、たくさんのハイカーたちが訪れていました。トイプードルを連れていたので、距離が短い高山の池で水芭蕉を、駐車場のすぐ近くでショウジョウバカマの花を楽しみました。
<水芭蕉の花>
駐車場から高山の池までは少し急ですが、楽な坂道もあります。水芭蕉は1995年に地元JAの女性部が尾瀬国立公園のある群馬県片品村から株を譲り受け、植栽したのが始まりと言います。
葉の展開に先立って花柄を伸ばし開花するそうですが、そろそろ花も終わる頃で、葉は大きく花が中に小さく見えました。気候が温暖で葉が大きくなるのでしょうか。
白いのは花ではなく苞で、本当の花は中心部の黄色いところについています。これは肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)と呼ばれるそうです。
尾瀬や妙高山の麓にある「いもり池」で美しい一面の水芭蕉を見ましたが、暖かい静岡で水芭蕉を見ることが出来るのは幸せです。
昨年、5月始めにエビネを見に来た時には高山の池にモリアオガエルの卵塊を見ることが出来ましたが、まだのようです。
エビネとモリアオガエルの卵塊→こちら
<ショウジョウバカマ>
駐車場から右方面に進むとすぐに、林の下にショウジョウバカマを植えた区画が数カ所ありました。大事に育てて下さっているようで、近くで見ることが出来るのは嬉しいことです。
時期が遅くそろそろ終わりに近いようで色が少し褪せてきていました。最盛期の頃にまた訪問したいと思います。
<アクセス>
・公共交通(参考です。ご自分でお調べ下さい。)
高山・市民の森パンフレット→こちら
・車
静清バイパス羽鳥、牧ヶ谷I.Cより国道362号経由にて約40分
新東名静岡SAスマートインターより車で30分
駐車場
高山・市民の森 学習展示施設「森の恵」 数台
森の入り口 30台(無料)
<Google Map>
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