宝台院別院のイペー(イッペー)静岡市
イペー(イッペー・コガネノウゼン)例年:4月下旬~5月上旬
宝台院別院(ほうだいいんべついん)久能山東照宮登り口近く
静岡市駿河区安居(あご)291
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2022年4月23日
ウオーキングでイペーの花を見かけるようになり、駿河湾が見える久能街道沿いの宝台院別院のイペーを見たくなりました。例年より早く咲きだしたイペーは50本ほどに増えたといい、海風にも負けず元気よく咲いています。黄色い花が青空に向かって咲いていると元気が出ます。山門ではヒドラツツジも咲きだしました。
イペーはブラジルの国花で、黄色い桜とも呼ばれる花。桜と同じく花が咲き終わってから葉が出てきます。黄色い花は二週間ほど咲き続けます。
黄金色のノウゼンカズラという意味でコガネノウゼンと呼ばれます。
イペーの花が咲いた後をしっかり見ていなかったのですが、葉は枝の先端に5枚の葉が放射状につき、ちょうど手のひらを広げたような形になっているようです。今度花が咲き終わった後、気をつけてみたいと思います。
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2017年5月4日
最近、民家でも美しいイペーの花を見かけるようになりました。久しぶりに久能街道から少し入った宝台院別院のイペーが気になり訪問。青空にイペーが満開。素晴らしく育っています。
寺院の入口のイペー
駐車場から見た中庭のイペーです。ゴールデンウイーク中が見頃と思います。
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2013年4月26日
4月23日、鮮やかな黄色の花イペーが宝台院別院に咲いている頃と聞き、久能街道を車で走りました。イペーの木は20本あるようですが花を付けているのは少し。
宝台院別院から駿河湾を見下ろす庭にイペーは植えられていて、青い空と海に花は映えます。
鮮やかな黄色。サッカーでよく見るブラジル・カナリア軍団のユニフォームの色ですね!
近くでこの花を見ると、ノウゼンカズラの仲間のようです。
英名が「ゴールデン・トランペット・ツリー」 ほんとトランペットのよう!
本堂前に「光と風の海」の石碑があり、イペーが少し咲いています。約二十年前に檀家がブラジルから持ち帰り植栽したとのこと。たくさん咲いてほしいですね。
例年、山門前にぐるりと植わっているイペーの木に花は少ししかありません。「まだ早いのかしら」ともう一度出直すことにしました。ツツジは満開なのですが・・・
4月26日、再び宝台院別院へ。やはり多くの木に花はありません。お寺の管理をされている方に伺うと、昨年は暴風、今年は塩害でしょうか?山門入口の花は2年続いて咲いていない模様。
お寺の裏手に案内していただきました。大きなイペーの木がありました。
静岡市葵区常磐町にある宝台院は、徳川家康公の側室お愛の方(西郷の局)の菩提寺。二代将軍徳川秀忠公、尾張の松平忠吉公の生母です。
久能山東照宮の西側に位置する宝台院別院は昔、照久寺と呼ばれ、徳川家康公の側近く仕えた榊原照久の菩提寺。境内の一番奥の高台には、榊原照久の墓塔が遺言どおり久能山東照宮に向けて建っています。
ご案内
宝台院別院のホームページ→こちら
アクセス
■電車
JR静岡駅からバス 又は タクシーで約30分
バス: 【静岡方面】石田街道線 久能局前バス停下車→徒歩約3分
バス: 【清水方面】山原梅蔭寺線 久能山下(終点)バス停下車→徒歩約10分
■車
150号線久能街道 久能山東照宮登り口近く
駐車場あり
Google Map
近くの観光
久能山東照宮登り口
久能街道イチゴ狩り
日本平
三保の松原
Comment
イペー 初めて知りました。
大きな木で壮観ですね〜〜
青空に手を伸ばした様に見事に咲いていて
素晴らしいです‼️
実物をいつか目にしたいものです❣️
タケウチさま
イペーは千葉県以西の積雪の少ない(霜の弱い)沿岸暖地で最低温度 -3℃以上、日当たりが良い肥沃地を好むそうです。宝台院別院でも最初は暴風や塩害で花がなかなか咲かなかったそうです。最近は木も大きくなり見事な花をつけています。
散歩道の家々にもイペーの木が植えられるようになりました。