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静岡花散歩

山中城跡公園のスイレン(三島市)

投稿日:2013年7月14日 最終更新日:2020年2月26日

睡蓮(すいれん) 例年:7月~8月頃
山中城跡公園(三島市観光協会  055-971-5000)
静岡県三島市山中新田
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2013年7月13日
三島から箱根に向かう国道1号線沿いにある山中城跡公園の「田尻の池」と「箱井戸跡」にスイレンが咲いていると知り、壮大な歴史ロマンがある中世の山城跡を訪れました。
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山中城は、永禄年間(1560年代)小田原城を守る城として北条氏康により築城されました。天正18年(1590)、天下統一をめざす豊臣秀吉の大軍の前に、わずか半日で落城したといわれています。昭和9年(1934)に国の指定史跡となりました。拡大して下さい。
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山中城跡は国道一号線の両側に広がっており、睡蓮がある池は東側、三の丸堀側にあります。
写真左から山中城跡の案内板。三の丸堀の案内。拡大して下さい。
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山中城跡は見事な障子堀が有名な城跡で、山城の特色を伝える史跡公園としてハイキングコースが整備されており歩くのが楽しいのですが、今回は睡蓮の紹介。ハイキングコースはこちら

<田尻の池>
三の丸堀を登って行くと右手に「田尻の池」が現れます。国道より5分位。
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山中城跡案内所売店の方によりますと今年は睡蓮の花は少な目とのこと。市の広報では見頃は7月~8月と書いてありますが、他の記事では6月~7月との記載もあります。
「田尻の池」の案内板
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田尻の池のスイレンは白い花が多いようでした。
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東側小高い所より見た「田尻の池」全容
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田尻の池の東側に「箱井戸跡」があります。箱井戸の水は城兵の飲料水、田尻の池は洗い場や馬の水飲み場だったと言われています。一段高い箱井戸と田尻の池の間は土塁によって分離され、排水溝によってつながれているとのこと。箱井戸から田尻の池へ水を落とすことにより、貴重な水を大事に使う知恵だったようです。

<箱井戸跡>
ピンク色の花が緑色の葉の間から顔をのぞかせ、可憐です。多くの花は昼になると閉じてしまいますので、観賞は早朝から午前中がいいですね。
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「箱井戸跡」の案内板
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ピンクのスイレンはとても可愛い!
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「箱井戸跡」の全容 下方に見えるのが「田尻の池」
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箱井戸跡から国道1号線方向に再び出ると宗閑寺と武将の墓があります。山中城落城の際の北条軍、豊臣軍の武将たちの石碑がひっそりと佇んでいます。
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梅雨明けの後、猛暑でしたのでハイキングはせず、睡蓮だけを鑑賞しました。ハイキングコースも1時間コース、2時間コースとあり、ゆっくり楽しめますので、涼しくなったら中世の山城と富士山を見に訪れたいと思います。山中城跡公園より箱根まで、車で近く(15分位)、この日は元箱根の成川美術館へ行きました。

アクセス
■公共交通
三島駅南口5番乗場から沼津登山東海バス「元箱根港行き」に乗り「山中城跡」下車  (三島駅から約25分下車徒歩8分)
■車
国道1号を箱根方面へ向かうと、道路沿いに大きな標識があります。(駐車場は両側に有り)
眺望地点は、公園内の西ノ丸西櫓付近。

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