寒椿と冬牡丹を椿の里に見る(静岡市)
寒椿・冬牡丹 例年:寒椿は1月9日~3月31日 冬牡丹(寒牡丹)は1月中旬~2月末
椿の里(静峰園)
静岡県静岡市駿河区池田2113-4 TEL054-262-1228
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2013年1月31日
静岡日本平パークウェイ入り口手前、駿河区池田の富士山・雪の南アルプス・静岡の町を一望できる小高い地に、茶畑に囲まれて椿の里(静峰園)はあります。
園内は寒椿が慎ましく咲いており、冬牡丹が見頃。
寒椿
日本原産の椿は古くから整髪、食用、薬に珍重されてきました。
花は万葉の時代から歌人、茶人、花人に、樹は霊木として親しまれ外国に輸出された椿は三千種になったそうです。その椿の花の約500種が敷地五千平方メートルの椿の里にあります。
園内は大木の椿に囲まれて石畳の道が整備されています。
今年は寒いためか開花は遅れているようで、椿の花は多くはなかったのですが緑の中にちょうど良いくらいの咲きぐあいでしょうか。
冬牡丹(寒牡丹)
今、園内は冬牡丹が最盛期、2月下旬まで見ごろだそうです。
牡丹はほとんど島根県松江市の大根島のものだとのこと。
春になったら大根島の牡丹園へ行くといいよ・・・と園主がすすめてくれました。
冬牡丹は藁囲いをしてもらって大事にされています。
春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、厳寒に楚々とした可憐な花をつけるとのこと。
良く咲いているなあ・・・と思ったら根元の藁の下は鉢になっていて時々見頃のものと交換してくれている様子。
小高い園内からは街並みが見えます。
句碑
菰内に命はぐくみ冬牡丹
園内入口のギャラリーカフェでは美術家シルスによる、流木などを用いたオブジェの展示即売会をしていました。とても素敵、欲しい・・・!!
静峰園は盆栽の展示販売・管理をしており、園内の入り口近くに盆栽を展示してあります。
中には数百年を経た盆栽もあるとのことで、預けてある盆栽の手入れに盆栽愛好家が訪れていました。冬なので花梨も葉がありませんでしたが幹が見事。
時間と料金
開園期間:1月9日~3月31日
営業時間:午前9:30~午後4:30
入場料金:大人:700円・小人:300円(小・中学生)・団体:600円(10名様以上)
アクセス
■車
聖一色交差点から日本平方面に直進、東名高速のガード出口の信号を左折、300メートル程進み看板の手前を右折、 そのまま道なりに進むと看板と駐車場が見えます
■バス
しずてつジャストライン
静岡駅/東静岡駅 日本平行/英和学院大学池田山団地行 英和学院大学池田山団地
下車徒歩5分
時刻表は→こちら
しずてつジャストラインお客様センター 0120-012-990(平日9:00~18:00)
■タクシーで
JR東静岡駅南口から3~4k程度
■電車
最寄り駅 JR東静岡 しずてつ電車 運動場前下車 徒歩20分
Google Map
お食事・喫茶
◇椿の里の食事
■椿御膳[湯どうふ・抹茶セット]《要予約》 3,300円
■ 椿弁当《販売数限定》 1,300円
■ 山菜うどん・そば 520円
他にもお手頃なメニュー、カフェもあります。
◇日和亭
近くのお蕎麦のとても美味しいお店です。
近くの観光
日本平動物園
日本平
草薙競技場
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