下川原南公園のユーカリの花(静岡市)
ユーカリ フトモモ科ユーカリ属 例年:7月中旬頃
下川原南公園(しもかわはらみなみこうえん)
静岡県静岡市駿河区下川原南
(静岡徳洲会病院裏側)
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2016年7月14日
NHKニュースで下河原南公園のユーカリが溢れるように花をつけて風に揺れていました。数年前、取材に行った時には少しだけ咲いていたユーカリ。久しぶりの花を楽しみに訪問しました。
徳洲会病院裏側の奥まで続くユーカリの木々。花は満開です。
丸子川側のユーカリも今年は花盛り。(花に見えるのは実はオシベです)
ユーカリ・フラワーガムオレンジ
葉はグレーグリーンの細長い形状で、初夏から夏にオレンジ~赤い花を開花。
ユーカリ愛好者の中では絶大の人気のようです。
毎年、このようにたくさんの花を咲かせるとは限らないようですので、今年は絶好の花見年です。
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2013年7月17日
樹木や公園内の施設はすべてがユーカリと言う下川原南公園。珍しいユーカリの花を見たくて訪れました。
2005年にオープンした、丸子川(まりこがわ)沿いにある下川原南公園には、700種類あると言うユーカリのうち、公園内と街路樹含めてユーカリが6種類150本植えられているとのこと。写真右手は静岡徳洲会病院。
夏が近づくとこのうち、「フラワーガム」と言う種類が花を咲かせます。2008年~2010年頃の写真ではユーカリの木はかなり花をつけているのですが、今年、花はとても少ない。公園整備課に電話で聞いてみるとこのところ花は少ないようです。
種類が多いユーカリの中で美しい花を咲かせる「フラワーガム」は珍しい種類のようです。珍しい花を見たいという方には面白いですね。
花びらにみえる部分はオシベで、オシベが開く時にキャップの役目をしているものが退化した花びらとのこと。オーストラリア大陸で乾燥から身を守るために、このような形になったと言われています。開花は2週間ほど。
公園の案内板と公園内のロングベンチ「げんき」が120年前のオーストラリアの鉄道橋で使用されていた木材を再生したものであると言う説明板。拡大してお読みください。
下川原南公園内の遊具や花壇もすべてユーカリ材。豊富な資源を利用した揚水風車やハイブリットソーラー灯など環境にも配慮しています。
ユーカリは毎年、花を多く咲かせるわけでもないようです。ユーカリの花がたくさん咲いた年に訪れたいと思います。静岡県では熱川バナナワニ園にもユーカリの木があるとのこと。
※ユーカリはコアラが食べるので有名ですが、ユーカリの一部の品種の新芽をエサとしているようです。
<管理>静岡市公園整備課 TEL:054-221-1121
アクセス(静岡徳洲会病院が目印)
■公共交通
JR静岡駅からしずてつジャストライン徳州会病院行きで20分、終点下車、徒歩5分
■車
東名静岡ICから国道150号線経由、10分
駐車場はありません。
(花を眺めるくらいなら公園横の道に停めておくことが出来ます。)
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