伊勢神明社(小鹿神明社)の大クス(静岡市)
伊勢神明社(小鹿神明社)の大クス (クスノキ)
〒422-8021 静岡県静岡市駿河区小鹿886 伊勢神明社(いせしんめいしゃ)小鹿公園東側
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2016年5月28日
大谷街道沿いの小鹿公園へ咲き始めたばかりの紫陽花を取材に行きました。公園のすぐ東側に巨木がそびえており葉が青々としています。惹きつけられるように巨木を見に行きました。
住宅街にある伊勢神明社の祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)で文禄元年(1592)の創立とのこと。折しもG7伊勢志摩サミット2016が26、27日開催され、伊勢神宮が注目されていますので感慨深いものでした。
伊勢神明社のクスノキ(くすのき科)は県指定天然記念物。樹齢一千数百年。1500年とも言われ元亀・天正の頃(16世紀末)には既に大木で、神木として崇められていたと言います。
案内板を見ると随分、時を経た大木ですが、木の枝や葉は青々としており、樹勢は衰えず御神木として境内を覆っています。
あまりに大きく、住宅地にあるため木の全体像を傍でとるのは難しい。
この大きな歴史のある大楠、生き生きとした葉が生い茂り樹勢がありますが、聞くところによると1986年頃に近くの市老人福祉センターの駐車場をアスファルト舗装したことが原因で樹勢が急に衰えたことがあり、氏子総代を中心とする地域住民の努力により、元どうりの姿に戻ったそうで、地域の方に大事にされているのですね。
小鹿伊勢神明社から少し北へ上がった青龍山本覚寺にある「本覚寺のクスノキ」も県指定天然記念物とのこと。700年以上の樹齢で素晴らしい樹勢と言うことでまたの機会に伺います。
小鹿公園の紫陽花を見て、伊勢神明社の大クスを仰ぎ、神社の横道を見ると個人宅の玄関に珍しい木がありました。
フェイジョアという南米原産の木でフトモモ科のよう。 赤い花が可愛く実は食べたり乾燥させてお茶にするらしい。珍しいと思っていたのですがタキイのサイトを見ると絶妙な食感で美味しいようです。→こちら
アクセス
■公共交通
徒歩 JR東静岡駅から直線距離で2.2km 27分
バス しずてつジャストラインバス JR東静岡静大線 「堀ノ内」下車 徒歩2分(静岡市公園整備課のページより)
JR静岡駅より美和大谷線でも行くことができるようです。
■車
静岡駅より17分
東静岡駅より10分
神社の一角に駐車場有
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