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静岡花散歩

ポーラ美術館 冬枯れの森の遊歩道(神奈川県箱根町)

投稿日:2015年12月20日 最終更新日:2020年3月6日

冬枯れの木々(ブナ・ヒメシャラ等)初冬から初春まで
ポーラ美術館 森の遊歩道 全長670m、散策所要時間20分
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL 0460- 84 -2111
開放時間(天候により、閉鎖する場合あります)
4月-11月- 10:00~16:30
12月-3月- 10:00~16:00
ーー
2015年12月19日
ポーラ美術館は、2013年7月、美術館の周りに広がる森に遊歩道をグランドオープン。四季を通じて富士箱根伊豆国立公園内の自然を楽しむことができます。今は群生するブナ・ヒメシャラなど冬枯れの木立と風の音が心地よい。
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森の木々はヒメシャラ、ブナ、ミズキ、ヤマボウシ、アセビなど生い茂る原生林。冬の晴れた日は木漏れ日で森の中は光がいっぱい!
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紅葉の葉がすべて散りつくし、木々の姿がそのままの森。「森の遊歩道」は、ユーカリの木で作られた枕木状の板が敷き詰められ、楽に歩くことができます。
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落葉を終え、裸木の森の中で特に目立つのはヒメシャラ。美しい肌をあらわに輝いています。木の数が多く一本ずつ大きいのが特徴。
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300年以上生き延びたブナ。樹木としての寿命を全うし2010年伐採され今の姿に。ブナの雄大な姿は「森の女王」と言われるそうですから長年、森を治めてきたのでしょうね。

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命は引き継がれて・・・
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森の姿を壊さないように、所々に彫刻が控えめにあります。鳥の声や小動物と共に森の生活を過ごしているよう。森の中で杉の木だけが緑を残しています。
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※自然度「8」の森
自然度は土地の自然性を評価する指標で、ポーラ美術館の周辺の森は「8」とされています。最も自然性の高い原生林などを10~9とし、10段階で示すもので、「8」の評価は貴重な森を示しているとのこと。

遊歩道の全長は670m、散策所要時間は20分。「風の遊ぶ散歩道」の案内板もあり、冬は訪れる人は少ないので、風の中で森の木々がささやく音、清流のせせらぎの音が聞こえて木と会話ができそう。
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11月20日(金)14時00分、気象庁が箱根町大涌谷周辺の噴火警戒レベルを1に引き下げました。冬の静かな季節、冬枯れの森を歩き温泉につかると心が解放されます。

春、木々が芽吹く時、ヒメシャラの花が咲く時、また訪れたいと思います。

案内 ポーラ美術館のページ→こちら
(企画展)
自然と都市 
印象派からエコール・ド・パリまで
会期:10月3日(土)~2016年3月13日(日)
(コレクション企画)
東洋陶磁×近代陶芸 
色でみるやきものの世界
会期: 2015年9月30日(水) – 2016年3月13日(日)

アクセス
■公共交通
・「小田原駅」より箱根登山線乗車。「箱根湯本駅」乗り換えで「強羅駅」下車後、観光施設めぐりバスにて13分「ポーラ美術館」下車
・「小田原駅」または箱根登山線「箱根湯本駅」より湖尻・桃源台行バスで「仙郷桜前」下車後、観光施設めぐりバスにて3分「ポーラ美術館」下車

■車
・東名御殿場ICより乙女峠経由、仙石原・小塚山まで約20分
・東名厚木ICより小田原厚木道路、箱根湯本、宮城野経由、仙石原・小塚山まで約65分
・東名沼津ICより伊豆縦貫道塚原IC経由、国道1号線(箱根峠)、芦ノ湖経由、仙石原・小塚山まで60分
・駐車場 乗用車163台収容 1日¥500

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