浜名湖 湖北五山(龍潭寺・方広寺)の紅葉(浜松市)
紅葉 例年:見頃11月中旬~12月上旬
龍潭寺 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989 電話053-542-0480
方広寺 静岡県浜松市北区引佐町奥山1577-1 電話053-543-0003
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2014年11月15日
浜名湖 湖北五山のうち、龍潭寺と方広寺に紅葉を見に出かけました。ブナ、ミズナラなどは褐色の葉を木々に残しながら散り始めています。ドウダン、モミジ、イチョウ等は少し早目で緑の葉が色づき始めた頃。あと10日後位が最盛期でしょうか。
浜名湖 湖北五山は宝林寺(ほうりんじ)龍潭寺(りょうたんじ)方広寺(ほうこうじ)摩訶耶寺(まかやじ)大福寺(だいふくじ)を言い、歴史とともに培われた奥深い文化が残っています。
<龍潭寺(りょうたんじ)> WEB案内→こちら
733(天平5)年に行基菩薩によって開創された歴史のあるお寺。新東名「浜松いなさIC」から10分ほどのところにあります。山門を入ると美しい庭。
江戸時代に小堀遠州によって造られたという庭園は苔をまとった山石が木々と池と絶妙に調和し、昭和11年国の名勝記念物に指定された池泉観賞式庭園で東海の名園です。昼時の撮影ですが秋の日が池に本堂の影を映しています。
庭の紅葉はまだ始まったばかり、これから12月始めまで楽しめると言うことです。もう少し赤く染まった庭を見たいですね。
龍潭寺本堂上方の開山堂から庭を眺めると庭園を鑑賞している人たちの感嘆の声が聞こえます。
本堂から井伊家菩提寺、井伊谷宮を巡ることができます。途中の小径。
アクセス
■車
・東名高速道路「浜松西I.C」より R257を北へ約20分
・東名高速道路「三ヶ日I.C」より R362を東へ約25分
・新東名「浜松いなさI.C」より R257を南へ約10分
・舘山寺温泉街より北へ約20分
■公共交通
JRをご利用の場合
・JR浜松駅よりタクシーで約40分
・JR浜松駅下車、 遠州鉄道バス⑮番ポール奥山行き ~神宮寺バス停下車、徒歩10分
天竜浜名湖線をご利用の場合
・金指駅より タクシー で約5分
・気賀駅より タクシー で約10分
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<方広寺(ほうこうじ)> WEB案内→こちら
方広寺は1371(建徳2)年の南北朝時代に後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師によって開創されたというお寺。臨済宗「大本山方広寺半蔵坊総本殿」の山門です。
山門をくぐり本堂に向かって坂道を登っていくと、表情が異なる五百羅漢像が出迎えてくれます。修行増が造った古い羅漢像が500体、近年檀家等が寄進した新しい羅漢像が500体以上あるとのこと。
坂道を登っていくと石橋に表情豊かな羅漢が心を和ませてくれます。
羅漢の数が時々変わるとも?
方広寺も紅葉はこれからのようで、訪れる客はまだ少なく静か。この静寂の中に色づき始めた紅葉を見つけ、空を見上げます。緑と紅のもみじ、美しい。
方広寺の御神木「半僧杉」樹齢およそ600年の杉。方広寺の鎮守様である「奥山半僧坊」の化身との言い伝えがあります。パワーをもらえそうな気がします。
やや険しい道を上りきると、赤い橋が見えてきます。この橋を渡ると間もなく本堂です。
本堂側から眺めると紅葉に赤い橋がが映えます。この橋の名前は亀背橋。
本堂に入ると山に沿って多くの建物があります。階段状の廊下から見る紅葉も豊か。
本堂の裏庭の山に多くの羅漢さま。手前は午後の日が本堂の影でさえぎられています。
方広寺には大銀杏が数株あるのですがまだ緑色。月末になると黄葉し、庭は落葉で染まることでしょう。門前のお店でいただく、手づくりのお蕎麦やコンニャクもおススメです。
新緑の時、夏の暑さから逃れたい時、紅葉の時、パワースポットの延命半僧杉もある拝観コースを歩くのは楽しい。
アクセス
■車
・東名高速道路「浜松西I.C」より 国道257号線 と 県道303号線 経由 約38分
・東名高速道路「三ヶ日I.C」より 県道308号線 と 県道68号線 経由 約32分
・新東名「浜松いなさI.C」より 県道68号線 経由 約14分
・舘山寺温泉より県道320号線 と 県道303号線 経由 約36分
■公共交通
JRをご利用の場合
・JR浜松駅よりタクシーで約58分位
・JR浜松駅下車、 遠州鉄道バス15番乗り場より45番線「市役所 奥山」行き乗車。 約60分乗車後、「奥山」バス停下車。料金630円
天竜浜名湖線をご利用の場合
・金指駅より タクシー 31分・気賀駅より タクシー 23分
※龍潭寺と方広寺 県道303号線 経由 車で17分
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