北條寺の白いヒガンバナ(伊豆の国市)
白い彼岸花(ヒガンバナ)例年:9月下旬~10月上旬
北條寺(鎌倉時代の執権・北条義時の菩提寺)境内
〒410-2221 静岡県伊豆の国市南江間862−1 電話 055-948-1399
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2014年9月20日
鎌倉幕府の執権、北条義時の墓がある伊豆の国市南江間の北条寺境内で、珍しい白いヒガンバナが見頃を迎えています。
本堂を新築した35年ほど前、渡辺文浩住職が白い彼岸花の球根3個を植え、その後は株分けをして数を増やし、現在は約250株が本堂入り口横や水屋周辺、墓苑に植えられて墓参りに訪れる人を楽しませています。
北條寺は、伊豆の国市南江間にある臨済宗建長寺派の寺院で鎌倉幕府二代執権北条義時の創建と伝えられています。
白いヒガンバナは珍しく、今年は8月後半から気温が下がったせいか、例年に比べて開花が約2週間早いようです。お彼岸に満開になるのでしょうね。
入り口近くに六地蔵があり、その周辺にもヒガンバナは咲いています。
上の案内で六地蔵石仏の屋根が古い石瓦でふかれていると記載がありますが、珍しい瓦です。
境内の左奥へ進み、墓所の山を登っていくと北条義時夫妻の墓があります。義時は北条時政の子で、義時の姉が北条政子です。歴史を感じますね。
9月23日午前10時から「白彼岸花鑑賞会」
鑑賞会では、お菓子付き抹茶が先着70人にふるまわれるほか、本堂の仏像も公開されます。
渡辺住職の仏像法話も午前11時からと午後2時からの2回行われ、愛好家が撮影した彼岸花の写真も展示するとのこと。境内は写真愛好家で賑わっていました。
アクセス
・公共交通
伊豆箱根鉄道駿豆線 韮山駅より徒歩25分
・車
伊豆縦貫自動車道(東駿河湾環状道路)/無料区間/新東名高速道路・長泉沼津IC より25分
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