静岡花散歩

駿河区丸子の山百合(静岡市)

投稿日:2017年7月25日 最終更新日:2020年2月26日

山百合(やまゆり)例年:7月~8月(7月中旬~8月中旬)
静岡市駿河区丸子の個人宅
<誓願寺前の道を北へすぐ。左側にある個人宅の駐車場脇にたくさんのハス鉢があり裏山に自生の山百合(ヤマユリ)と鬼百合(オニユリ)
(参考)誓願寺(せいがんじ)の住所 静岡県静岡市駿河区丸子5665
(奥へ進むと大鈩不動尊・おおだたらふどうそん)>
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2017年7月23日
静岡市駿河区丸子の山本里視さん方の駐車場で7月初旬から40種類96鉢のハスの花が順に咲き、中旬過ぎになると駐車場の裏山に自生の山百合と鬼百合が咲きそろいます。最近はたくさん咲いている自生の山百合を見るのは珍しく、お話を聞きながら楽しませていただきました。


山本さんは自宅裏のご自分の山を整備して、自生していた山百合を、自然を生かし、守りながら大切にしています。最近は里に猪が下りて来てユリ根を食べてしまうので、ご自分で石垣を作り柵を作って百合を守っているお話を伺いました。


先日、箱根の成川美術館でも山百合を見てきましたが、自然の雑草を残し、風などから花が倒れないように、緑の中に咲いているユリはまたとても優雅です。


楽しそうに花のお世話をなさっている山本さん。

オニユリも素敵に咲いています。この花数は凄いですね。

山野草もたくさんあるのですが白いクリンソウを見かけました。

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ヤマユリをご覧になる時は個人宅ですので、失礼のないようにして下さい。玄関脇右側より裏山に入れますが、出来るだけ山本さんが外においでになるときにお声をかけて下さい。少し遠いですがハス鉢のところからも眺めることはできます。

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ヤマユリ・山本さんの裏山の百合

(成川美術館の山百合のところにも書きましたが)NHK出版みんなの趣味の園芸によると,日本には10種以上のユリが自生しており、中で園芸的に最も重要なユリの原種がヤマユリとのこと。本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物で、7月から8月に、強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。 

オニユリ

日本、中国中部~北部、朝鮮半島、シベリア沿岸部など主に東アジアに広く分布するユリです。
主な開花期は7月の終わりで、径10cmほどの花を1茎に20~30輪程咲かせます。花びらはくるりと上に反り返り、丸い形になります。色はオレンジ色で褐色の斑点が全体に入ります。草丈は80cm~大きなもので2m程になります。
葉の付け根にはむかごと呼ばれる小さな球根のようなものができます。むかごは地面に落ちると根を伸ばして新たな株となります。

駿河区丸子のハスの花(静岡市)→こちら
成川美術館の山百合(神奈川県)→こちら

アクセス(誓願寺で紹介)
・公共交通
JR静岡駅から中部国道線バス30分、「二軒家大鈩不動尊入口」下車徒歩10分
・車
東名高速道路静岡ICから15分 国道一号の二軒屋交差点を北に曲がって約500メートル、
大鈩の不動尊へ向かう途中

Google Map(誓願寺で紹介)誓願寺前の道をそのまま進んで左側

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