ササユリの里 天神原植物園のササユリ・山アジサイ(南伊豆町)
笹百合(ささゆり) 例年:6月上旬~6月下旬
山アジサイ(やまあじさい) 例年:6月~7月
ササユリの里 天神原(てんじんばら)植物園 ※種々の山野草5月~10月
〒415-0531 静岡県賀茂郡南伊豆町伊浜2722ー60
電話 0558-64-8178
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2019年6月24日
NHKの放映によるとササユリの里 天神原植物園は今年、植物園を開園して30周年。日頃の感謝を込めてササユリ祭りの期間中(2019年6月15〜30日)は入園料無料とのこと。盆栽、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、ホンアジサイ等も見頃です。
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2016年6月26日
ササユリの里 天神原植物園は全国的に数少ないササユリの大群生を中心に、全国の山野草を10,000㎡の園内に自然環境そのまま植生した山野草植物園。現在ササユリと共に紅の山アジサイ群生も見ごろです。
<天神原植物園の入口>
ササユリは古代から西日本の山間に自生していた野生のユリの原種。このササユリが昔から天神原高原一帯に自生し可憐なピンクの花が初夏の山を彩って咲いていました。年々山の木々が大きくなり山野草が減少。天神原植物園の沼田進氏が「移植栽培は不可能」と云われていたササユリを長年かけて栽培に成功し、 現在3万本が植栽され今なお、年毎に個体数は増え続けているそうです。
<ササユリ>
ササユリは今年、降水量が少なかった影響で高さは60~80センチと小ぶりですが、花は15センチほどと昨年よりも大きく咲いています。例年よりも1週間ほど早い5月30日に開花し、6月いっぱい見られると言います。植物園に入るとササユリが一面に広がっています。
最盛期は少し過ぎたのでしょうか。
広い植物園の中を歩いていくと木の下にまだ生き生きと咲いているササユリに出会います。
奥様によるとササユリは葉が笹のように細長いのが名前の由来。色は白~淡紅色で芳香があり、霧が深い天神原高原では時々色が濃いピンクも咲くとのこと。美しいですね。
<ヤマアジサイ>
6〜7月の園内は色とりどりの山アジサイの群生が見頃。オリジナル品種を含む約50種が見頃を迎えています。紅ヤマアジサイの群落がササユリと共演。
紅の色は鮮やか
紅のヤマアジサイの他にもヤマアジサイはたくさん咲いています。
<小鳥の声>
野鳥のさえずりが奥深い山の中で高らかです。野鳥の歌、山の中にいる気持ちになります。
<山野草>
5月~10月にかけて天神原植物園は今ではめったに見ることのできなくなった野の花、山の花が季節ごとに可憐な姿を見せ、心を和ませてくれます。
(春)4月より、雪割草・カタクリ・トキ草・クマガイ草・エビネ・イカリ草。
(初夏)ササユリ・シモツケ草・レンゲショウマ・イワナンテン・イワタバコ・ノハナショウブ・サギ草の群生・ 野生キキョウの群生。
(秋)オミナエシ・ワレモコウ・リンドウと秋の七草大群生。
その他1,500種の山野草、花木が次々に咲きみだれる山野草の楽園です。
花歴→こちら
植物園舎の横には沼田園長が実生より育てたという盆栽コーナーがあります。
名人と言われる手打蕎麦もふるまわれておられたそうですが、仕事が多すぎてやめられたとのこと。残念です。珈琲や麦茶をいただけます。
秋には七草大群生を見にまた伺いましょう!
ご案内
天神原植物園 ササユリまつり 2016年6月15日(水)~30日(木)
ササユリの里 天神原植物園→こちら
〒415-0531 静岡県賀茂郡南伊豆町伊浜2722ー60
電話 0558-64-8178
営業時間午前9:00~午後5:00
入園料 大人500円 子ども250円
植栽植物1,500種以上 (山野草、即売品多数)
見学コース湿地植物、山野草面積10,000㎡
駐車場大型バス6台、乗用車30台
すぐ近くには南伊豆長者ヶ原 山つつじの大群生園があります。5月には山ツツジまつりが開かれます。
アクセス →こちら
■電車
<新幹線>
東京→熱海 55分
名古屋→熱海 1時間58分
新大阪→熱海 3時間20分
東京→伊豆急下田 直通特急踊り子号 2時間40分
熱海→伊豆急下田(伊東線・伊豆急線)1時間10分
伊豆急下田駅より車で40分
■車
関東方面
東名厚木ICより、小田原・熱海を経由し、東海岸を南下して下田より南伊豆町天神原へ
関西方面(2時間50分)
東名沼津ICより、三島・修善寺を経由して天木峠を越え、
下田より、または西海岸を経由して南伊豆 天神原植物園へ(2時間)
*新東名長泉沼津IC からも同様
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