三保松原 御穂神社~羽衣の松:松の花(静岡市)
松の花 例年:4月中旬~5月下旬
三保松原・三保の松原(みほのまつばら)
〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保 三保の松原
観光振興係 電話:054-354-2422・2424
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2019年5月1日
世界遺産登録されている三保松原の約500mの松林の参道は降臨された神々が通る道とされ、「神の道」と呼ばれています。令和元年の最初の日、神の道の道沿いにできたドッグランへ行ってきました。
長い連休で混雑が激しいと思いましたが、それほどではなく、神の道を歩き松の花の様子を見てきました。天気が午後悪くなるとのことで、海岸までいかなかったのですが、松原の大木の松まで行くと大きな花を見ることができたと残念。でも久しぶりの松の道は神々しい感じでした。
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2014年4月19日
JR東海のさわやかウォーキング< 世界遺産「三保松原」を訪ねて>に参加しました。御穂神社から海岸までの松並木、海岸の松林に松の花が開花、ゆっくり観察したのは始めてです。
さわやかウォーキングは清水駅~旧清水港線遊歩道~御穂神社~(神の道・羽衣の松)~三保松原~真崎灯台~・・・~清水駅の約14㎞・4時間30分。遊歩道はコデマリ、ジャスミン等が咲き春本番。
※ずっと「三保の松原」と書いてきましたが世界遺産登録は「三保松原」 静岡市のページは、一般では三保の松原、文化遺産では三保松原。静岡、朝日新聞で「三保松原」と記載してありましたので「三保松原」と記載します。
御穂神社(みほじんじゃ)と羽衣の松(はごろものまつ)を結ぶ約500mの松林の参道は降臨された神々が通る道とされ、「神の道」と呼ばれています。
参道の松林は荘厳な感じで「神の道」と呼ばれるに相応しい雰囲気です。
松は入念に消毒され、世界文化遺産「富士山」構成資産 三保松原の木として大切に保全されています。
海岸に出ると三保松原。静岡市のサイトによると約7kmの海岸線に5万本以上の松(クロマツ)が茂っているとのこと。※2014年2月23日の民間調査では3万699本
三保松原に、天女伝説の舞台「羽衣の松」があります。その昔、この浜辺の美しさに天女が舞い降り衣を掛けたと言われる松で、現在の羽衣の松は数百年ぶりの世代交代があり三代目となっています。羽衣の松は御穂神社の御神木。
「新・羽衣の松」と先代「羽衣の松」の案内・・拡大して読んでください。
海岸の松林はのびのびと大木に茂り、観光資源、潮害防備保安林として大切な役割を担っています。
大きな松の木の下から上を見上げると天まで届きそうな気配!青空が欲しいですね。
今日の静岡市は曇り空。三保海岸からの富士山の眺めは、天気の良い日に撮影に行きます。突き当りに壮大な富士山が見えるはずなのですが・・・
三保松原から松林の道、海の道を通り太平洋岸自転車道を歩き真崎灯台に向かいました。協賛団体が新しい松の苗木を育てています。
海岸通りは目の前に松林が広がり、じっくり花を観察できました。
松は春、枝の先の方に上に向かって長く伸び、花となります。松には、雄花と雌花があり、茶色の雄花は花粉を蓄えています。雄花の先を辿ると雌花があります。雌花は、たくさんのりん片からできています。風によって花粉が運ばれ受粉した雌花は時間をかけて成長し、マツカサと呼ばれる状態になります。今年の春、受粉した雌花の下に、1年前に受粉したマツカサがあります。松は種子ができるまで一年半かかります。(NHKのページ参照)
秋、空気が乾燥してくると、マツカサはりん片を開きます。ひとつのりん片に、種子が2つ入っています。これが松の種子。松の木の下に二年越しでできた松ぼっくりがたくさん落ちていました。
<松の花の参考サイト>
マツの雄花と雌花(NHK for School)映像→こちら
アクセス
三保松原:JR清水駅から東海大学三保水族館行き24分・白浜町下車、徒歩10分
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