サッポロビール静岡工場ビオトープ園の蓮の花と樹木(焼津市)
蓮の花 6月下旬頃から8月中旬頃
静岡県焼津市浜当目708-1
サッポロビール静岡工場ビオトープ園 入場無料
ビオトープ園 年中無休 開園時間 9:30~16:30
TEL:054-629-5111(平日8:30~17:00)
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2018年7月8日
静岡新聞のサッポロビール静岡工場ビオトープ園、一般開放再開の記事を見て訪問。従業員が自ら世話をし、育てているビオトープ園。愛情をこめた園内では、樹木が生い茂り、水辺の生き物や野鳥たちも元気です。今年は気温が高いので大賀ハス(二千年ハス)もそろそろ終りでしょうか。
守衛さんに地図をいただいて、生い茂る木々の中にある四阿がビオトープ園の入口。
サッポロビールの技術の粋を集めた研究所を併設する静岡工場ですが今のところ工場見学は実施していません。駐車場裏は札幌に来たかと思う雰囲気。建物と鬱蒼とした樹木が札幌が好きな者にとって嬉しい。
静かで年中無休で楽しめるビオトープ園は心も体もリフレッシュします。やいづ神社にはビールがお供えしてありました。
大賀蓮は二千年蓮で千葉県にて泥炭層から3粒発見。その一粒が故大賀一郎博士の手により奇跡的に発芽し2千年の眠りからさめてピンクの大輪を咲かせ、その孫蓮がここの池に花開いています。今年は気温が高いので今月末までは花はもたないと思います。
樹木もメタセコイアやクスノキなど約90種類。ラクウショウと言う湿地を好み幹の周囲に吸根(気根)が出ているヒノキ科のメタセコイアと区別がつきにくい珍しい木も。
園内を流れる小川にはフナやメダカが生息し、生態系を観察できます。見学者が少ないのでトンボものんびり。今日はゆっくり写真を撮らせてもらいました。
<ビオトープ園>
ビオトープとはBIO(生き物)とTOP(場所)との合成語。園内にはメタセコイア、クスなど約90種類の樹木が生い茂り、水辺にはフナやメダカ、ザリガニなどが生息します。また、ツグミやハクセキレイなど約50種類の野鳥が訪れ、バードウォッチングが楽しめます。
帰りに長峰製茶の喫茶店によると近所のお子さんたちはビオトープ園をタモ網を手に楽しんでいるとのこと。21万平方メートルある工場敷地の緑地部分、約1万7千平方メートルを開放。雨水調整地だった空間を従業員が約4年かけて整備したとのことで、静岡県にいながら北海道の雄大な気分を味わってきました。会社が住民のために敷地を整備し開放するのはありがたいことです。
サッポロビール静岡工場→こちら
サッポロビール静岡工場ビオトープ園→こちら
アクセス
・公共交通
JR東海道線「焼津」駅よりタクシーで約10分
・車
東名高速道路「焼津インター」より約2.5km(時間:約5分)
駐車場:あり
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