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はなさんぽ通信

はなさんぽ通信「加茂花菖蒲園園長 一江豊一さん」

投稿日:2014年6月23日 

2014年6月23日
朝日新聞6月21日32面 第2静岡 の「人・ひと」に加茂花菖蒲園園長・一江豊一(いちえ・とよかず)さんが掲載。見出しは「多彩なアジサイ、生み出す」

ーーーー以下朝日新聞6月21日の記事より
 国内で流通するアジサイの半数は、この人の手から生まれた品種で占められるという。その花の姿はアジサイのイメージをすっかり変えた。

 アジサイの花に見える部分は花びらではなく、がく片。紫色4枚の一重咲きがおなじみだ。ところが、この人の手にかかると、16枚のがくがバラのように重なる八重咲きや熱帯植物のプルメリアを思わせる大輪などに姿を変える。
色も白、ピンク、水色、藍色、さらには水色やピンクに白の縁取りなど多彩だ。

 名古屋市の高校時代に遺伝に興味を持ち、三重大学で育種学を学んだ。掛川市の加茂花菖蒲(しょうぶ)園に就職してこの道一筋。異なる品種を交配して、全く新しい品種を生み出す。「遺伝学に伝わる先祖の持っていた性質を引き出してやるんです」

 2004年に世に出し、ベストセラーになった「ダンスパーティー」は、伊豆半島と三宅島の野生種と米国の園芸種を組み合わせた。ピンク色の細弁の八重咲きはどこか南国のにおいがする。丈夫で育てやすいこともあって愛好家に大人気だ。

 財産は親になるアジサイ。野生種の豊富な地元の伊豆半島を始め国内各地の品種と、江戸末期にシーボルトが日本からもたらし、ヨーロッパで改良が進んだ品種など約80種を集めた。これまでに開発した新品種は100に達する。

 「予測を立てながら交配するのだが、何が出てくるかはわからない。予測を裏切られるのがまた、面白い」と笑う。「これまでで、一番のお気に入りは」と問うと、「次に生まれる花」と答えた。(岡田和彦)
ーーーー以上朝日新聞6月21日の記事より

昨年、加茂花菖蒲へアジサイを見に行き下記ページを作成しました。
加茂荘・加茂花菖蒲園のオリジナルアジサイ(掛川市)こちら 
多目的温室内に展示してあるオリジナルアジサイは見事でした。2013.6撮影<拡大できます>
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花菖蒲園のまわりに広がる「アジサイ園」も観光の紫陽花園とは一味違い、記名のあるオリジナルアジサイが並んで楽しめます。2013.6撮影
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静岡県から国内で流通するアジサイの半数が生まれているとは凄いこと。「多彩なアジサイ、生み出す」加茂花菖蒲園園長・一江豊一さんは素晴らしいですね。
アジサイは展示室ではすでに満開、山裾の地植えのアジサイも見ごろを迎えているとのこと。楽しみです。加茂花菖蒲園ページ→こちら 


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