はなさんぽ通信「山葵の里 有東木を散策する」
2016年3月5日
静岡市葵区有東木、静岡駅から安倍川に沿って30㎞以上行くと清流に恵まれた四季彩豊かな山葵の里に着きます。里は今、梅の花や名残の蝋梅が咲いています。蝋梅の群落の見頃は2月。山葵の花の見頃には少し早めでしたが山里の風景は充分楽しめました。
手作り自慢の味をいただける「うつろぎ」は美味しいお蕎麦と山菜の味を求めて愛好者で混んでいました。清流の音を聞きながらいただくお蕎麦は人気があります。
有東木の入口「うつろぎ」から奥、里の人たちが住んでいる集落を歩くと山葵田や家々の花が綺麗。もう少し後になると山桜が咲き、斜面のお茶畑が緑になります。5月、お茶の最盛期には農家の方たち総出で忙しくなり「うつろぎ」は少しお休みになります。→こちら
有東木橋を渡り集落を歩いていくと、バス停有東木(終点)があり、まもなく山葵栽培発祥の田があります。この場所から全国各地へ山葵の栽培が広がっていったとのこと。
集落の真ん中にに曹洞宗の東雲寺があります。国指定無形民俗文化財の盆踊りや念仏講など主要な伝統行事が行われます。境内に山葵田があるお寺で、裏山は花が咲き乱れ美しい。
東雲寺裏山にも蝋梅園がありますが見頃は過ぎていました。
集落で15年ほど前から地域活性化のために、一件に一本蝋梅を植えてきたとのこと。1月中頃から咲き始めるそうですから、1月末から2月にかけてが見頃なのでしょうか。来年が楽しみです。
ロウバイ園は散策道の折り返し地点にある奥の山蝋梅園、渡瀬蝋梅園、東雲寺蝋梅園など。うつろぎで散策マップをもらって歩くのがいいと思います。
今日は白髭神社の大杉を見るのが目的の一つ。高さ45メートル、市内随一の杉が10本、樹齢は750歳とか。散策路の途中西沢橋を渡るとまもなくです。集落の眺めも良いところです。
有東木・白髭神社の大杉→こちら
有東木 山葵の里「うつろぎ」近辺の山葵の花(静岡市)→こちら
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