約100年ぶりに新種のサクラ発見 紀伊半島「クマノザクラ」と命名
2018年3月16日
3月13日 のNHKニュースによると和歌山県や三重県にまたがる紀伊半島南部で、およそ100年ぶりに新種のサクラを発見「クマノザクラ」と命名されたとのこと。
森林総合研究所のページを見るととても可愛い桜です。今にクマノザクラが咲く里を訪問したいと思います。詳しくは国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所「森林総研」のページをご覧ください。可愛い写真があります。→こちら
ーー以下NHKニュースによる記事より
和歌山県や三重県にまたがる紀伊半島南部で、およそ100年ぶりに新種のサクラが発見され、地元の地域の名前にちなんで「クマノザクラ」と命名したと森林総合研究所などが発表しました。
バラ科のサクラ属にはソメイヨシノなど多くの栽培品種がありますが、野生種は国内では9種類しか確認されていません。
東京・八王子市の森林総合研究所多摩森林科学園などでは、国内のサクラの分類を進めていたところ、和歌山、三重、奈良の3県にまたがる紀伊半島南部の東西60キロほどの範囲に、これまでに確認されたのとは異なるサクラが自生しているのを発見しました。
新たに見つかったサクラは、この地域に自生するヤマザクラなどと比べ、花が薄いピンク色を帯びていて、花序柄と呼ばれる花がつく茎の部分が短く、開花の時期も早いことなどから新種と判明したということです。
国内で野生の新種のサクラが見つかるのは、1915年に発表された「オオシマザクラ」以来、103年ぶりで、森林総合研究所では地元の地域の名前にちなんで「クマノザクラ」と命名したということです。
調査を行った森林総合研究所サクラ保全担当チームの勝木俊雄チーム長は「新たに見つかったサクラは真っ白でも濃いピンクでもない、うっすらとした色合いが美しく、鑑賞価値も非常に高いと思う。野生のサクラに興味を持ってもらうきっかけになってくれれば」と話しています。
ーー以上NHKニュースによる記事より
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