はなさんぽ通信「黄色い新幹線・ドクターイエロー」
2014年4月7日
菜の花と桜の季節。「富士山すそのパノラマロード」へ菜の花、桜と富士山の写真を撮りに行き、帰途、富士市浮島沼一帯のレンゲ畑の咲き具合が気になって立ち寄りました。
浮島沼一帯、新幹線方向に大きなカメラがずらりと並び、多くのマニアでいっぱい! 花は菜の花が少しとレンゲソウがチラホラ。何だろうと尋ねると「黄色い新幹線・ドクターイエロー」が通るとのこと。
待つこと30分、12時38分頃、のぞみ検測車両「ドクターイエロー」が通過するらしい。混乱を避けるために運転時刻は公表されておらず、鉄道マニアの人たちが推定の時刻表を便りに集まっているよう。一列車前の「こだま」が通過。「いよいよ次だよ」と皆ソワソワ。
12時40分頃、来た~~。始めてみました。黄色い新幹線。7両編成で速く過ぎ去ります。
富士山を背に絶景のロケーションとか。準備不足の飛び込みで撮った写真はイマイチ・・・
いつどこで運用するかは全く公表されないため、「ドクターイエローを目撃すると幸せになれる」という都市伝説がある・・・何か得をして、幸せな気持ち!
「黄色い新幹線・ドクターイエロー」、始めてみました。
ーーJR東海のページによると →こちら
新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」は、新幹線の高速運転を支える様々な設備の状況を走りながら測定する、言わば「新幹線のお医者さん」です。
約10日に1度の周期で、電気設備や軌道設備などの状態を計測。ここで得られたデータは、日々実施している各設備のメンテナンスの基礎資料として活用されています。
923形で最高速度270km/h
ーーとのこと。
ーー日本機械保線の「ドクターイエロー」のページによると→こちら
営業列車と同じ270km/hで検測
東海道・山陽新幹線を走行するドクターイエロー。1ヶ月に3回「のぞみダイヤ」、2ヶ月に1回「こだまダイヤ」で走行しています。線路状態は、床下にある様々なセンサーで感知しています。迅速な対応が必要な場合は、その場所を管轄する保線所などに必要な情報をリアルタイムに連絡しています。また検測データは走行日の夕方に、保線所へ送信されるので、その日の夜から検測結果をもとに線形整正などの保線作業に用いられます。
ドクターイエロー検測室では
車内には、床下にある様々なセンサーから感知された測定データより線路状態を調べるための軌道検測室が設けられています。主に床下のセンサーで感知されたデータは、検測室内の処理装置によって瞬時に演算され、波形表示ディスプレイにリアルタイムで表示されます。また検測室には多くのデータディスプレイが設置されていますが、人間工学に基づいて設計された配置になっており、検測員は定位置で全てのデータの確認が出来るようになっています。
ーーとのこと。
1ヶ月に3回「のぞみダイヤ」、2ヶ月に1回「こだまダイヤ」で走行。
晴天で雪景色の富士山が見える日は少ないでしょうから、鉄道マニアの方にはたまらないのでしょうね。私は運よくお付き合いさせてもらいました。
詳しいページをご紹介→こちら
<推定運行時刻表>
のぞみ検測走行→こちら
こだま検測走行→こちら
923形電気軌道総合試験車 「ドクターイエロー」→こちら
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