はなさんぽ通信「島根の春を楽しむ(4)由志園の牡丹」
投稿日:2016年3月31日
2016年3月29日
宍道湖から大根島へ。中海に浮かぶ大根島は、松江市内、米子市内どちらからも車で30分程度。大根島は全国一の牡丹の産地で、年間180万本が生産されています。花の季節は4月上旬から6月下旬ですが日本庭園由志園では牡丹の館で季節を問わず鑑賞できます。
出雲の國の箱庭といわれる牡丹と雲州人参の里「由志園(ゆうしえん)」
庭に出ると菰掛けの牡丹。静岡で椿の里静峰園の寒牡丹が松江市の大根島のものだと教えてもらい「春になったら大根島の牡丹園へ行くといいよ」と言われたのを想い出しました。
島根県は牡丹と共に椿も美しいところ。由志園にも美しい椿があります。
世界で最も権威のあるチェルシーフラワーショーでエリザベス女王から「緑の魔術師」と称され、苔をふんだんに使った作品で世界を魅了する石原和幸氏デザインの「牡丹の館」。温度、湿度、日照管理に細心の注意を払って一年中大輪の牡丹を咲かせています。
訪問した時、3月31日まで仮屋崎省吾展開催中。思いがけず楽しみました。
由志園の庭がまた素晴らしい。牡丹の季節には池泉が三万輪の牡丹で埋まるそうですが、牡丹の咲く前の庭は静寂で美しい。出雲の松は素敵です。
広い庭をぐるりと回ってみました。季節に少し早いからでしょうか、鑑賞客は少なめです。ミヤマツツジが満開。
庭の奥には大きな牡丹園があり咲きだすのはもうすぐです。
<水木しげるロード>
岡山への帰途、堺市の水木しげるロードへ立ち寄りました。
3日間の島根の花旅は終了。
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